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志賀圭駿, "観光者が持つ属性間の差異を用いた観光地推薦の検討," , 2018年2月. | |
ID | 158 |
分類 | 学位論文・卒論・特別研究 |
タグ | |
表題 (title) |
観光者が持つ属性間の差異を用いた観光地推薦の検討 |
表題 (英文) |
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著者名 (author) |
志賀 圭駿 |
英文著者名 (author) |
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キー (key) |
Keishun Shiga |
刊行月 (month) |
2 |
出版年 (year) |
2018 |
刊行形式 (howpublished) |
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URL |
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付加情報 (note) |
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注釈 (annote) |
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内容梗概 (abstract) |
特定地域の観光情報を提供するためのアプリケーション,ご当地観光アプリ は膨大なコンテンツから構成されており,ユーザが自身の嗜好に合うコンテン ツを発見するのは難しい.このような問題の改善方法として,ユーザの嗜好が反 映されていると思われるデータ群に基づき嗜好を推測する推薦という技術があ る.しかし,現在の推薦に広く用いられる協調フィルタリングは新規のユーザに 対しての推薦が困難であり,1 度限りの使用を想定しているご当地観光アプリへ の適用は難しい.そこで著者は,推薦対象ユーザが入力する性別・年齢といった 属性毎の嗜好から発生する,訪れるエリアの差異を用いての推薦を検討してい る.本研究ではユーザが持つ属性間の差異を用いた推薦が,ご当地観光アプリに おける推薦に有効であるかの検討を目的とする.その手段として,属性の違いに よって訪れるエリアにどの程度の差異が発生するかを検証する.提案手法では 属性が異なる2 群のユーザに対して,緯度経度を小数点以下4 桁で四捨五入した 値を軸とするメッシュを訪れたユーザの割合を求め,差を取ることで属性間の 差異を算出する.実験の結果,提案手法を元にした推薦は,単にある属性のユー ザが頻繁に訪れる場所をその属性のユーザに対して推薦することに比べて,意 外性のある推薦が可能である事が分かった.また,ユーザの入力する属性を増や せば,細分化した嗜好が顕在化し,よりパーソナライズされた推薦を行える可能 性を示した.結論として,提案手法により算出した属性間の差異は,特に意外性 の観点から1 度限りの使用を想定したご当地観光アプリにおける推薦に有効で あることが期待できる. |
論文電子ファイル | 144.pdf (application/pdf) [一般閲覧可] |
BiBTeXエントリ |
@misc{id158, title = {観光者が持つ属性間の差異を用いた観光地推薦の検討}, author = {志賀 圭駿}, month = {2}, year = {2018}, } |