Tweet | |
田村優次郎, "脳波による画面酔い時の状態計測," , 2020年3月. | |
ID | 179 |
分類 | 学位論文・卒論・特別研究 |
タグ | |
表題 (title) |
脳波による画面酔い時の状態計測 |
表題 (英文) |
|
著者名 (author) |
田村 優次郎 |
英文著者名 (author) |
|
キー (key) |
Yujiro Tamura |
刊行月 (month) |
3 |
出版年 (year) |
2020 |
刊行形式 (howpublished) |
|
URL |
|
付加情報 (note) |
|
注釈 (annote) |
|
内容梗概 (abstract) |
画面酔いは3次元の映像を見た際にめまいや吐き気,眼精疲労などの症状が発生することを表し,映像技術が発達した現在避けられない問題である. 画面酔いは脳の特定の部位での活動に関連しており,脳活動を計測する装置であるfMRIを用いた様々な研究がなされている. 脳波(electroencephalography:EEG)は人の脳活動を容易に測定する手法として様々な研究分野で用いられる. 本研究では画面酔い時の脳波を測定し,通常時の脳活動からの変化を検出する事を目的とする. 被験者実験では1)画面酔いしやすい動画と,2)しにくい動画を視聴させ,視聴中の脳波を計測する. 視聴後のアンケートで被験者を酔ったグループと酔わなかったグループに識別する. 計測した脳波及びそのスペクトログラムを用いて酔ったグループと酔わなかったグループでの2つの動画視聴時の脳活動の変化を比較する. 指標として脳波及びそのスペクトログラムのα波成分,β波成分の半球間相関を用いる. 実験の結果,酔ったグループでの2つの動画視聴時のβ波成分の半球間相関の変化は有意に低く,脳波が画面酔いを検出する指標となる可能性が示唆された. |
論文電子ファイル | 164.pdf (application/pdf) [一般閲覧可] |
BiBTeXエントリ |
@misc{id179, title = {脳波による画面酔い時の状態計測}, author = {田村 優次郎}, month = {3}, year = {2020}, } |