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| 石村, "役割と異なる変数名が可読性に与える影響," 卒業研究論文, 2024年3月. | |
| ID | 227 |
| 分類 | 学位論文・卒論・特別研究 |
| タグ | |
| 表題 (title) |
役割と異なる変数名が可読性に与える影響 |
| 表題 (英文) |
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| 著者名 (author) |
石村 涼介 |
| 英文著者名 (author) |
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| キー (key) |
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| 刊行月 (month) |
3 |
| 出版年 (year) |
2024 |
| 刊行形式 (howpublished) |
卒業研究論文 |
| URL |
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| 付加情報 (note) |
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| 注釈 (annote) |
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| 内容梗概 (abstract) |
可読性とは読みやすさの度合いであり,特に情報科学の分野においてはソースコードの読みやすさを表す.可読性はソフトウェアの品質に関わる重要な概念である.ソフトウェア保守作業はソースコードを読んで理解することにもっとも多くの時間を要するため,可読性が高くより短い時間で正しく理解できるソースコードを書くことが開発コストの削減に繋がる.これまでに多くの研究が可読性について分析を行っているが,可読性に影響を与える要素は数多く,またそれらが複雑に絡み合っているため,さらなる研究が必要である.本研究では,ソースコードの可読性を「プログラムの処理内容を速く,正しく理解できる度合い」と定義したうえで,役割と異なる変数名がソースコードの可読性に与える影響を被験者実験により調査する.実験ではJava 言語で記述されたソースコードを被験者に読んでもらい,アンケートに答えてもらう.(1) 理解時間,(2) 理解正否,(3) 主観評価を測定し,変数命名規則によって差があるか検証する.実験の結果,変数の役割と整合性のある変数名を付けることで,可読性が上がることが明らかになった.また,意味のある変数名を付けることで,主観的な読みやすさが上がることが明らかになった.したがって,役割と異なる変数名は可読性に悪影響を及ぼすと考えられる. |
| 論文電子ファイル | 2023thesis_ishimura.pdf (application/pdf) [一般閲覧可] |
| BiBTeXエントリ |
@misc{id227,
title = {役割と異なる変数名が可読性に与える影響},
author = {石村 涼介},
month = {3},
year = {2024},
howpublished = {卒業研究論文},
}
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